NPO法人日本茶インストラクター協会静岡県支部・静岡ブロック
ホーム
サイトマップ
静岡県支部の活動
ごあいさつ
イベント
研修会
セミナー
今後の活動予定
日本茶インストラクターとは
認定制度
通信教育講座
認定試験
会員の皆様へ
各種申請書・報告書
貸出し茶器について
呈茶エプロン販売
お問い合せ
静岡ブロック掲示板
求人情報
日本茶関連リンク集
静岡県支部事務局
所在地
研修会
ポイント
牧之原支部研修会及び交流会・総会
 (R5.9/2 午前:KADODE OOIGAWA(島田市)
 午後:島田市金谷生きがいセンター 夢づくり会館(島田市)
牧之原支部研修会及び交流会・総会
 牧之原支部は大井川流域を中心とした4市2町を含み、県の西部地域と中部地域にまたがっています。県支部の研修やスタッフとしての参加も、大井川を挟んで東の地域は藤枝・静岡方面へ、西の地域は掛川・磐田・浜松方面へ参加する傾向がある、生活圏の違う広い地域からなる支部です。お茶は牧之原台地を中心に深蒸しの生産が多いですが、古くから全国に名前が知れ渡った川根茶も地域内で生産されており、お茶の製造の面でも違いのある地域支部の一つでもあります。
 地域柄、研修やイベントも生活圏が違う場所での開催では参加しにくいと感じる会員も多いようで、常々まとまりにくいことを感じていたため、支部の名称にもなっている「牧之原台地」という一つの象徴をお茶の歴史の上で学び、地域施設の体験や、少人数の交流会で少しずつ顔を合わせて直接話をし、知り合いの輪を広げていくことで、今後の地域支部のまとまりにつなげていきたいという思いで企画しました。
 研修会では、全体の歴史の流れを確認した後、牧之原台地の開墾の始まりの頃から「なぜ牧之原でお茶が作られたのか」という視点で歴史を学びました。自分たちの地域出身の人が、当時の牧之原のお茶づくりに関わっていたことを知り、現在も残る地名が出てくると、文字でしか知らなかった歴史もとても身近に感じられました。受講者の中には生産者も多く、研修の最後に、それぞれのお宅のお茶の歴史を伺えたことも、とても興味深かったです。
 交流会は出席者を4グループに分け、人を入れ替えて自己紹介から2回話をする時間を設けました。テーブルについてお互いの顔を見ながらお話をすることも久しぶりだという方もいらっしゃいましたが、近い距離でゆっくり話ができ、初めての方とも交流が持てたことは、今後の活動の際の円滑なチームワークへつながっていってくれると思います。
 出席者の皆さんからは、お茶という縁でつながった皆さんとたくさん話ができて楽しかった、いろんな方と話せて刺激をもらえた、思い切って参加してよかった、また参加したい、インストラクター・アドバイザーの活動もしていきたい、というお声をいただきました。
牧之原支部長 日本茶インストラクター 戸塚彩子(13-3193)
〜 講師の感想 〜
 牧之原支部研修会にて「牧之原台地における茶栽培の歴史」講演をさせていただきました、日本茶インストラクター15期の長舩です。
 参加者の皆さんは当然ながら地元の方たちばかりで、そのような方たちにお話しするなんておこがましいと思いながらも、ご清聴たまわりましてありがとうございます。
 お伝えしたいポイントとしては、何故(目をつけたのが)お茶だったのか、何故(当時移住してきたのが)牧之原だったのか、そして牧之原台地ならではのメリット、といったところでした。お茶の歴史って様々な切り口があり、お茶の味わいのようにとても奥が深いので、是非皆さんも興味を持っていただけたらと思います。
 また、牧之原支部ならではで、参加者の中にお茶栽培を営んでいる方々がいらっしゃって、その方々の“茶栽培を始めた歴史”をお伺いすることが出来たことも、生のお声を聞けてとても印象に残りました。
 私自身よい機会を与えていただき、ありがとうございました。
講師 日本茶インストラクター 長舩知行(15-3588)
〜 参加者の感想 〜
 今回、牧之原支部研修会のテーマ『牧之原台地における茶栽培の歴史』は、私にとってとても興味深い内容でした。
 研修では、日本における茶の歴史から始まり、静岡における茶の歴史、そして、牧之原台地における茶栽培の始まりという流れで、時系列に沿ってわかりやすく教えていただきました。歴史については、インストラクター試験のために勉強したこともあり、すでに知っていることもありましたし、明治初期には宮城県や新潟県なども茶の産地であったことなど新たな知識も得ることができました。
 私は、牧之原台地の谷口原という地区で同じく日本茶インストラクターである夫と共に農業に従事していることもあり、この地区の歴史は私の生活のルーツであるように感じております。谷口原は牧之原台地を開墾するために入植した士族の頭である中條景昭が本拠としたところで、近隣には像もあり、住民は皆、「中條さん」と親しみを込めて呼んでいます。今回の研修で、荒地だった牧之原台地を、刀を鍬に持ち替えて開墾した旧幕臣たち、その後茶園の経営を引き継いだ農民たちの苦労に思いを馳せ、今、私の目の前の広がる美しい茶園に感謝の気持ちを覚えました。
 日本茶インストラクターとして、日本茶についての知識や茶を淹れる技術は重要ですが、このような地元の歴史を知り、伝えていくことが、この地で茶の栽培をする日本茶インストラクターとしての任務であるようにも感じた研修会でした。
参加者 日本茶インストラクター 杉村文子(23-4975)
牧之原支部研修会及び交流会・総会 牧之原支部研修会及び交流会・総会
牧之原支部研修会及び交流会・総会 牧之原支部研修会及び交流会・総会
事業名 牧之原支部研修会及び交流会・総会
主催 NPO法人 日本茶インストラクター協会 牧之原支部
開催日時 令和5年 9月2日(土) 9:00〜17:00
会場 午前…KADODE OOIGAWA(島田市)
午後…島田市金谷生きがいセンター
 夢づくり会館2階 学習の部屋(島田市)
内容 [午前の部]
■KADODE OOIGAWA自由探検
「体験型のお茶を思いっきり楽しんでみる」

[午後の部]
■研修会
「牧之原台地における茶栽培の歴史」
講師:長舩知行 (15-3588)
■交流会
「お茶とお菓子を楽しみながら話に花を咲かせる」
■総会
「牧之原支部会員顔合わせ・月見茶会など今後の活動」
参加者 午前5名 / 午後16名
ホーム
line
Copyright(C)2007 Nihoncha Instructor Association Shizuoka Branch. All Rights Reserved.