NPO法人日本茶インストラクター協会静岡県支部・静岡ブロック
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ポイント こども園・保育園お茶講座(静岡県明日のしずおか茶育成事業)
(R2.10/8~R3.2/18 富士宮市、静岡市内の保育園、こども園)
静岡市のこども園お茶講座を担当して
 今回初めてこども園でのお茶講座の講師を務めさせていただきました。インストラクターの資格を取得してから、様々な場面で助手を担当させていただきましたが、いざ講師となると、知識も経験も少ない私に務まるかどうか自信が持てずにおりました。そんな中、諸先輩方から背中を押していただき、とにかくチャレンジしてみようと決心しました。
 こども園の講座では、「園児が飽きないよう話は短めに」とアドバイスをいただいたので、これから淹れる煎茶と麦茶との違いや、お茶でのうがいの効能、覚醒作用、リラックス効果について、用意した茶畑の写真やうがいしている子供の絵などを見せながら説明しました。その後自分でお茶を淹れた園児からは、「いい香り!」と声が上がり、「どうしてお茶は緑なの?」、「どうしていろんなお茶があるの?」など積極的に質問が出ました。今年度の講座では、感染症対策のため、ひとり1組ずつ茶器を用意し、手洗い・マスク着用の徹底、フェイスシールドやマイクの使用など、例年にないことが求められましたが、例年と変わらず楽しんでくれている様子に安心しました。時間配分や手順の改善など課題はありますが、ようやく一歩踏み出すことができました。
 新型ウイルスの収束が見通せない中、感染症対策を取りながら講座を実施できたことを感謝しつつ、参加者に楽しんでいただけるような講座づくりができるよう、学びながら進んでいきたいと思います。
講師 日本茶インストラクター 漆原真弓(16-3788)
 毎年、こども園を担当するのを楽しみにしております。 園児のぷっくりとした幼い手で一生懸命に急須を持ったぎこちない動作が何とも言えません。こんな園児達からいつもパワーをもらっています,今年は地元の「用宗こども園」を担当する事になりました。用宗海岸沿いに建つ、恵まれた環境に位置しています。
 年中さんを中心に19人。急須セットに興味津津。設明が終わり、それぞれがおぼつかない手付きで真剣に取り組みます。一前目は温度が低いため、飲みやすかったようで笑顔で飲みきりました。二煎目は、渋味、苦みが出ているので飲みにくい様子。いつもならお菓子を食べながら楽しめるのですが、今年はコロナ禍のためにありません。甘味と一緒に渋いお茶を味わって頂けないのが、とても残念です。 しかし、一前目と二煎目の味の違いはしっかり理解ができました。両手揃えて急須を扱うのは悪戦苦闘していました。 
 急須を使ってお茶を淹れるという貴重な体験をいつまでも忘れないで、将来「日本茶」のファンになってくれる事を祈っています。
 いつも感じている事ですが、園児が淹れている様子を保護者の方々に見学して頂いた後に、そのお茶を飲んでもらう。この体験で保護者の方々にも「日本茶」の美味しさに目覚めて頂くキッカケになり、少しでも家庭の中に茶葉を使ってお茶を飲むという事が浸透していけばと願っています。(お忙しい保護者の方々には難しいのでしょうか?)
助手 日本茶インストラクター 藁科純子(12-3016)
富士宮市の保育園お茶講座を担当して
 ほうじ茶のウエルカムティも拒否、緑茶は大嫌い!という子が、実際に自分で淹れたお茶を飲んだら大好きになったり、お友達が淹れているのを心配で手伝う子もいたり、その場の雰囲気での気持ちの変化や初めてのことにチャレンジする勇気、保育園お茶講座はただ単にお茶の普及だけではない、いろいろな要素を含んだお茶の魅力を知る記念の日になります。
 落ち着きのない子供たちの興味をいかに惹きつけるか、講師もエネルギーを沢山使って楽しく講座を進めています。子供たちもそれに応えてくれて、紙芝居を始める前に「あとで質問がありますよ!」とひと声掛けるとずいぶん真剣度が増し、みんな瞳をキラキラさせてよくお話を聞いてくれます。大きな声で質問に答えてくれると、こちらも嬉しくてつい一緒に声を出してしまいます。
 急須で淹れるお茶を飲む機会が少ない今の時代、この経験は子供たちにとってかけがえのない思い出になるでしょうし、活動のお手伝いをしている私にとっても大変有意義な時間です。この子達が大人になって「あぁ、ちっちゃいときお友達に淹れてあげたなぁ」と思いだして、ゆったりしたお茶の時間を過ごしてくれることを願っています。
助手 日本茶アドバイザー 志村真奈美(ア12-7912)
こども園・保育園お茶講座 こども園・保育園お茶講座
園児一人1セットの茶器を用意し、対面で座らないようにした。   園児が飽きないように、お話は絵や紙芝居を使うなど工夫した。
こども園・保育園お茶講座
可能な限り広いスペースを使って、窓を開けるなど換気をしながら楽しんでもらった。
事業名 こども園・保育園お茶講座(静岡県明日のしずおか茶育成事業)
主催 日本茶インストラクター協会 静岡県支部
開催日時 令和2年10月8日~令和3年2月18日
会場 富士宮市、静岡市内の保育園、こども園 27園
内容 園児対象のお茶のお話といれ方講座
参加者 478名
スタッフ 104名
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